お知らせ

保育のいま「こども誰でも通園制度」利用者へアンケート実施!「こども誰でも通園制度」を実施して気づいたこと、伝えたいこと

こんにちは。統括園長の日向 美奈子(ひゅうがみなこ)です。

今回は7月より開始した「こども誰でも通園制度」を実施して気づいたことや、感じていることをお話しします。
実際に利用された保護者からのアンケート結果をもとに現場のリアルな声を多くの方に知っていただきたいと思います。

◾️利用理由「同年代のこどもと触れ合わせたい・こどもの育ちのため」という方が約60%!

半数以上の保護者の方が子どもの成長のために利用していました。
ご家庭でなかなか経験することのできない、同年代のこどもたちと関わることで、コミュニケーションをとる楽しさを感じるなど、社会と触れ合う機会を増やすことで生育に良い影響を与えてくれると感じています。
私たちの当初の懸念点であった「⽉10時間」という利用時間については、約80%の方がやはり「少ない」と感じていることがわかりました。皆さん月10時間という範囲の中で、なるべく同年代のこどもたちと一緒に遊べる時間帯をうまく活用されていると感じています。
1日で多くの時間を利用するというよりは、1日1時間の利用などの短時間で、なるべく回数を利用したいというお考えなのだと思います。
短時間を数回にわけて利用することで、「保育園に通うこと」や、「友達にまた会う」という社会的な繋がりを創出することができるなど、多面的な角度で触れ合いや成長に繋げようとしているのを感じています。

◾️約90%以上の保護者が「保育士に子育ての相談をしたい」

こどもが利用するだけでなく、「保育士に子育ての相談をしたい」という意見もありました。
普段保育園に通っている方であれば、気になったことや、疑問に思うことなど保育士に即相談することが可能です。しかし、保育園に通っていなければ、保育士と接点を持つことは中々難しく、子育ての疑問や気になったことを気軽に聞ける環境にはありません。不安に思っていることを相談できないケースが多くあるのだと改めて実感しました。

キートスでは以前からLINEの相談窓口を用意しています。キートスの利用者に限らず、全国から子育て等の相談をお受けしています
「相談する」という最初の一歩には、誰しも勇気が必要だと考えたため、ハードルを少しでも下げられればという思いからLINEの相談窓口としています。
今回のアンケート結果を受け、改めて気軽に子育ての相談のできる窓口の重要性を再認識いたしました。
始めはLINEでの相談から始まりますが、その後お近くにお住まいのかたは直接キートスの本社にお越しいただいて相談にのることも、千葉県外の方の場合は電話でご相談にのることもあります!「こんなことも聞いていいのかな?」と感じることであっても、子育てやこどもに関することはいつでもご連絡ください。

「こども誰でも通園制度」がスタートして約2ヶ月とまだ日は浅いですが、今後も利用者の方の声、そして受け入れる現場保育士の気づきなどの情報をどんどん届けていきたいと思っています。
実際に実施している保育園からの発信を通して、制度のよりよい構築、そして保育業界の発展に少しでも貢献していきたいと思います。

【プロフィール】

日本一バズる保育園を創った園長 日向 美奈子
“三刀流!保育園経営保育士現役大学院生“

【職歴】
2010年 株式会社ハイフライヤーズ設立
千葉市認可保育園7園/成田市認可保育園4園
役職:保育運営本部本部長 キートス統括園長

【学歴】
1997年 聖徳大学短期大学部保育科卒業
2020年 聖徳大学児童学部児童学科 児童心理コース編入 2022年 卒業
2022年 聖徳大学大学院  児童学研究科 児童学専攻 博士前期課程 入学

【所属】
一般社団法人日本保育連盟(理事)
日本こども虐待防止学会

保育業界に関する事なら取材、撮影何でもお任せください。
現場に立つからこそ伝えられる情報をお答えします。

 

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