先週7/21に千葉県知事が発表し、
大きく話題になった
〈保育園等での
濃厚接触者の特定をしない方針〉
について、キートスでも連日
たくさんの取材をいただいております。
その中でよくご質問をいただくのが、
「今までどのように濃厚接触者
特定までの手順を踏んでいたのか」
ということです。
キートスでは、
園関係者から陽性確認の連絡を
お受けした際にはまず
【見守りカメラ】を見返します✨
キートスの【見守りカメラ】は
全保育室・廊下に死角なく
設置しているので、
対象者が部屋を移動しても
行動を追いかけることが可能です。✨
このカメラを使って、
発症日から2日前までの
丸3日間を対象として
陽性者といつどんな接触があったか
を2倍速などで遡り、
「セルフチェックシート」に
記載したものを自治体に提出します。
この記録を元に
自治体・保健所が濃厚接触者を
特定するという流れになります。
本音を言うと、
かなり大変な作業です…💧
しかしこれ、
見守りカメラが無ければどうでしょう…?
保育園の全室に死角なくカメラが
設置されているのはなかなか
一般的ではありません。
つまり、ほとんどの保育園では
保育者の記憶を頼りに
特定のための作業を進めていきます。
「2日前の◯時◯分にAちゃんとBくんが一緒に遊んでいて、その後△時△分にはAちゃんとCちゃんがD先生と隣の席で〜…」と全ての園児・職員の行動を完璧に把握しているなんてことはあり得ないですよね?
自分が昨日の何時にどこで
誰とどんな風に接触したか、
すらも正確に全てを記憶しておくことは
難しいと思います。
それを丸3日分、
となったら…到底不可能です💦
そのような状況でも、
キートスでは【見守りカメラ】という
設備を充実させていたため
信憑性の高い特定・対策を
行なうことができてきました✨
この設備の拡充には
大きな費用がかかりましたが、
子どもたちや保護者、職員の安全を
守るために必要不可欠なものとなっています。
もちろんどの保育園でも
子どもたちや保護者・
職員の安全を守るために全力で
対策を講じ、濃厚接触者特定と
感染拡大防止に努めています。
それでも人間のやることで、
記憶に頼るやり方には
どうしても曖昧さがあったことも事実です。
今後濃厚接触者の特定を行なわない
ことに対しては、
キートスに通われる保護者の
皆様からも賛否
どちらのご意見も聞かれます。
しかし立ち止まって考えてみると、
「じゃあ今までの濃厚接触者特定は
どのくらい確実なものだったの?」
という点にはやはり疑問が生まれます。
こうした現場の実状を少しでも
多くの方に知っていただくため、
メディアからの取材も全てお受けしています。
メディア取材を受けること
についての考え方は、また改めて
ブログ記事で紹介できればと思います★
キートスでは、
今後もできうる限りの対策を講じ、
何より子どもたちや保護者、
そして職員の安全を最優先に、
柔軟な対応を実施してまいります✊!!
都度状況が変わっていきますが、
どうぞ皆様もご自愛くださいませ。
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